石川県警より「横断旗を使用する際の注意点」

弊社の社長も参加している「金沢市交通推進隊」の方から注意点が届きましたのでお知らせします。

「横断旗の使い方」です。

※指導書には「幼児」とありますが、こちらでは「児童」と変更させていただきました。

児童を待たせるとき

横断旗を左手に持ち、道路に平行に上げ、児童が飛び出したりしないように待ちます
  1. 横断旗を左手に持ち、道路に平行に上げ、児童が飛び出したりしないように待ちます

One Point「車が走るところより下がって待とうね。」と伝えます。

車に止まってもらうとき

  1. 左右や周囲の安全を確かめます
  2. 児童が飛び出さないように左手で抑えながら、横断旗を右手に持ち替え、いったん頭上に挙げてドライバーに合図をします。
  3. 左手で児童が飛び出さないように抑えます
児童が飛び出さないように左手で抑えながら、横断旗を右手に持ち替え、いったん頭上に挙げてドライバーに合図をします。

One Point

  • 車が停止してもすぐに横断させず、完全に止まっていることを確認します
  • 車が止まらない場合は無理せず、通過車両がなくなるまで待ちます
  • 車に停止を求めるときは、車が停止するための十分な距離であることを確認します。(車が停止するには時速40kmで約22m、時速60kmで約44mの距離が必要です。早目の合図を心掛けましょう)

児童を横断させるとき

横断旗を横断歩道と並行に出し児童を渡らせます。
  1. 車が止まってくれたら、もう一度安全と児童と一緒に確かめます
  2. 横断旗を横断歩道と並行に出し児童を渡らせます
  3. 児童に対して
    「左右の安全を確認しましょう」
    「手を大きく挙げましょう」
    「車が曲がって来ないか見ましょう。」と指導します。

One Pintすり抜けてくる自転車やバイクにも注意します。

児童が横断し終わったら

①用事が渡り切ったら、左手の横断旗を頭上に上げてから左に持ち替えて、後ろからくる児童がいる場合は、飛び出さないように抑えます

②協力してくれたドライバーに会釈するなどして感謝の気持ちを伝えましょう。

協力してくれたドライバーに会釈するなどして感謝の気持ちを伝えましょう。

One Pointマナーと思いやりと感謝の気持ちを子供たちが学ぶ良い機会です。

石川県警より横断旗の使い方のちらし
こちらが配られたものです

「横断旗の使用する際の注意点」もあります。

自分の身を守る

  • 車道には出ないことが原則です。やむお得ず車道に出る場合は、止まっている車の脇を通り抜けてくる自転車やバイクに注意しましょう
  • 車から見えにくい場所には立たず、また万が一に備えて、自分の逃げ場所を確保しましょう
  • 明るい色の服装や反射用品を着用し、自らが交通事故に遭わないようにしましょう。

あわてず、大きく、はっきりと

  • 車が並んでしまったり幼児がたまってしまっても、あわてず行動しましょう。
  • あいまいな動作はかえって危険です。わかりやすく、大きく、はっきりと早めに行いましょう。

呼吸を合わせて

  • 2人以上で行う場合は、声を掛け合ってお互いが異なる合図を出さないよう注意しましょう

信号に従う

  • 信号のある横断歩道では信号に従いましょう。
  • 青の点滅信号(黄色信号)で児童を横断させてはいけません、次のタイミングまで待つように指導しましょう。

ドライバーには協力してもらう姿勢で感謝の気持ちを持ちましょう

  • 「横断旗」には車を止める強制力はありません。また、無用なトラブルを防止するため、ドライバーに発信等の指示をすることはやめましょう。
  • 交通ルールを無視し、これを従わない者もいることを念頭におきましょう。
  • 協力してくれたドライバーに対しては、会釈するなどし、感謝の気持ちを伝えましょう。

大型車は要注意

  • 大型車の後続車からは前方が確認しにくいので、大型車が急に止まったように見えて追突したり、横断中の児童に気づかずに大型車を追い越して事故につながる可能性があるので、大型車を停止させることはできるだけ避けましょう。

子供の自ら学ぶ機会を奪わない

  • 大人自らが、交通ルールを守るお手本を示しましょう。

石川県警より横断旗を使用する際の注意点
実際に配られたものです
しゃちょー
しゃちょー

横断旗ご使用の際にご参考にしてください
私も交通指導員です。