緑のおばさんって誰でしょう?

弊社のホームページに「横断旗」を載せていた時出てきたことば

みどりのおばさん

横断旗を振る緑のおばさん

ー懐かしいなー
誰のことか知ってますか?

「みどりのおばさん」って誰でしょう?

緑のおばさんは正式名称で「学童擁護員」と言うそうな。

緑のおばさんの日は11月19日

学童擁護員(ウキペディアより)

学童擁護員(がくどうようごいん)とは、小学校通学路上に立ち、児童通学における安全確保に当たる職員のことである。女性の学童擁護員については、緑のおばさん(みどりのおばさん)という愛称があり、交通安全のシンボルカラーである緑色の制服や帽子を身に着けていたことに由来する。

1959年11月19日東京都においてこの制度が始まった。まだ女性の職場が少なかった戦後復興期に、寡婦雇用対策として創設された職業である。創設当初、勤務時間は午前2時間、午後3時間で、日当は315円であった。1961年以降、各地に広がった。

当初は臨時職員であったが、1965年より東京都の正職員となった。近年、その存廃が議論されている。

小田原市のデジタルアーカイブの写真
小田原市デジタルアーカイブより

なんと、懐かしい。これはやはり「ばばあ」の年代しか知りませんね(>_<)

子供たちの安全を守るために横断歩道で旗を振って交通整理をしていたあの方々ですね。
そう言えば、昔は「みどりのおばさん」みんな知っていましたね。
今みたいなカッコいいブルゾンなど与えられてなくて白い割烹着を着て旗を振っていたイメージだなー(古い(>_<))

割烹着を着たおばさん

日当(お給料)なんかも発生していたのですね。
昔は専業主婦も多かったので、日当をもらえるのはありがたいですね。

緑のおばさんは現在でもいるのかしら?

緑のおばさんは国ではなく地方単位でしたのでバッサリではなく徐々に廃止されてきたようです。

専業主婦も減り徐々に女性が女性の社会進出が進み、従来の「緑のおばさん」の人員確保が難しくなったのです。

そりゃフルで働いたり、パートで子供が帰ってくる時間まで働いた方が稼げますからね。

しかし、やはり児童の交通安全を守るには必要な仕事であるので、最近ではボランティアやPTAなどで人員を確保しているようです。

最近ではボランティアが主流

今は、無償でボランティアの方が見られますね

「おばさん」なんて最近言ったら怒られますヨ。「おじさん(お爺さんかな?)」も増えたような。

PTAのタスキでパトロールする方々

名前もスクールサポート横文字!

そう言えば、最近は蛍光ブルゾンを着ていらっしゃる方が多いけどあれもなのかな?

弊社の前の交差点では退職後の男性とみられる方々がブルゾンを着て子供たちの安全を守っています。
子供たちとハイタッチなどして、楽しそうに交流をしています。

「旗当番」というのがあるそうな

このようなボランティアが確保できない場合、PTAなどで交代で交通整理をするところもあります。

「旗当番」または「旗ふり当番」などと呼ばれて保護者が交代で旗を持って交差点に立ち、子供たちの登校を見守るというものです。
自分の子供の安全の為ですから、保護者の関心も高く協力しあっていますが、時間帯や仕事の関係でなかなか実行するにはハードルが高いようです。

「旗当番」と検索すると旗当番への不満やトラブルがたくさん出てきます。
暑い夏や寒い冬に当番が当たると、なんか外れを引いたような・・・

当番をしてみて自分の子供がどれだけお世話になっているかと知るいい機会ではありますが、なかなか「旗当番」を実行し運営する方々にはかなりの苦労があります。

やはり「緑のおばさん(おじさん)」必要じゃないかしら?

上記の「旗当番」で起きるトラブルやボランティアの方の熱心すぎる指導などが、ネット上でささやかれています。

杖を突いてまで頑張ってくださってるボランティアの方・・・
(すみません!大丈夫かしら?と思ってしまいます。だけどボランティアだから・・・と)

熱心すぎて横断歩道の前の商店の駐車場までクレームを入れる方・・・

旗当番をやらない人へのクレーム・・・

横断歩道で起きている事故は交通事故全体の20%程度といわれています。
やはり、見守っていただくとありがたい!
ちゃんとしたルールでお願いした方がいい時代かも‥‥

ニコニコ<br>ばばあ
ニコニコ
ばばあ

私はボランティアの方の子供たちとの暖かな交流が好きですけどね。

「緑のおばさん」は小池百合子さん?

小池百合子さんのイメージカラーがグリーンだそうです。

そういえば、スカーフなどどこかにグリーンを使っていますね。

「みどりのおばさん」=小池百合子さんと連想するかたもいらっしゃるかも?

「緑のおばさん」と言えば、むかしは五月みどりさんでしたが・・・(古い(笑))

横断旗は横断中だけではなく、子供たちを制止する用途もあります

交通指導員の方が持っている旗、横断中に持っていることも達の旗より大きめです。
もちろん横断中に「子供たちが横断してますよ!」という意味合いで、車に向けて差し出す用途が多いですが、まだ信号が赤なのに飛び出したりする子供たちを制止するためにも使います。また信号が青であっても危険を察知したときに児童を制止する時にも使います。

みどりのおばさんが持っている旗、弊社で売っています。

横断旗は各種いろいろ取り揃えています。交通指導員用というちょっと大きめがありますのでそれがおすすめです。