避難用ポリ袋とは?
このページでは上記の5の火災時に使用する避難用ポリ袋をご紹介します。
火災の死因の多くは一酸化炭素中毒による中毒死です。
火災発生時になるべく有毒ガスを吸わないように安全な場所に逃げるのが第一です。
その際にポリ袋をかぶって逃げるのも一つの方法です。
最近ではホテルの客室の備品としても採用させています。
しかし、そのポリ袋に火が引火してまっては元も子もありません。
火を近づけると燃えやすいポリやビニール。少しでも危険を避けたいものですね。
そのために燃えにくいゴミ袋(難燃性ポリ袋)を使用します。
但し、こちらで間違えてはいけないのは、「燃えにくい(従来品に比べて)」のであって「燃えない」のではありません。
これを被ると火から守れる!と勘違いしてはいけません!
3分間ほど、有毒ガスから身を守るためのものです。
使用方法
難燃・不燃・防炎どこが違うの?
難燃、不燃、防炎は、火や熱に対する材料の耐性を示す用語で、それぞれ意味が異なります。
- 難燃(なんねん)
難燃材料は、火がつきにくく、一旦火がついても燃え広がる速度が遅い材料を指します。完全に燃えないわけではありませんが、火災時に燃焼を遅らせることで、被害を軽減することが目的です。たとえば、難燃性のカーテンや服などがこれに該当します。 - 不燃(ふねん)
不燃材料は、非常に高温になっても燃えないか、ほとんど燃焼しない材料を指します。これらの材料は、建物の耐火性を高めるために使用されます。例えば、コンクリートやガラス、石材などが不燃材料の例です。ビニールでは不燃ビニールがあります。 - 防炎(ぼうえん)
防炎は、材料そのものが燃えにくく、燃え広がりにくい性質を持つことを指します。防炎処理を施した布や製品は、火がついても燃え広がることが抑えられ、火災時の安全性が向上します。防炎品は特に、火災の危険が高い場所で使用されます。(防炎ビニール)
まとめると、不燃は「燃えない」、難燃は「燃えにくい」、防炎は「燃えにくく、燃え広がりにくい」という違いがあります。
ご紹介する「難燃性ポリ袋」は「燃えにくいポリ袋」です「燃えないポリ袋」ではないことにご理解ください。
避難用ポリ袋(難燃性ポリ使用)
- 燃えにく難燃性ポリ袋
- JIS規格の試験に基づき「薄い材料の防炎性試験方法」の防災1級に適合
- ビル・マンション・ホテルなどの火災時に有毒ガスから守ります
- 45Lサイズで透明なので視界を確保します。
- 防災訓練や粗品に
- 価格2枚入り 100円(税別)
商品名 | サイズ | 材質 | 入数(袋) |
---|---|---|---|
避難用袋2枚入 | 0.03X650X800 | LLDPE | 200 |
ゴミ袋で難燃性のものもあります。
こちらは、避難用ではなく、ゴミの中に火のついたものが混ざっている場合に、燃えにくいというものです。キャンプのような、火を扱う場所でのゴミ収集や、イベントなどの不特定多数の方々が使用するゴミ袋などに使用すると、大きく燃え広がるのを防ぐことができます。45L用と15L用があります。
西川善株式会社の社長の西川寛です。西川善は地元では「善さん」と呼ばれ創業70年になります。
「包んで創って社会貢献」つまり「包創喜材業」です。
「善さん何屋さん?」と言われるほど弊社では多種な商品を取扱っています。
昨今、お客様のニーズは多種多様。「なるべく価格を押さえたい」「いやちゃんとした良いものが欲しい」「この商品でないとダメだ!」「私はここにこだわる!」などお客様のご希望に添えるよう努力してまいります。
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